2011年4月8日金曜日

Class Supplement, TOEFL Test Writing, この講座の内容と英文エッセイの書き方の基本について

この講座の内容
この講座ではTOEFL iBTで2つあるライティングセクションのひとつIndependent Writing対策を行います。(Independent Writingとは与えられたWriting Topicに関し最低300語のエッセイを書くという課題です。)

☆授業内容
♦実際にエッセイを書き、添削された答案を書き直して再提出することで制限時間内に合格レベルの答案を書ける力をつけていただきます。
♦代表的なパターンのWriting Topicを見てゆくと同時に、書く内容の考え方・広げ方を学習していただきます。
♦英文エッセイの基本構造を守り、きちんとした英文を書けるようにしていただくと同時に語彙を増やし表現力をつけていただきます。

☆授業の構成
授業はテキストの構成に従います。テキストは以下の3つのStepに分かれています。
Step 1: 文法・表現の注意点を学び、注意事項を使ったPattern Practiceを行います。
Step 2: 実際に出題されるWriting Topicを使ってエッセイを書きます。
Step 3: Sample Essay(s)を使って注意点や手本になる点を学びます。また時間に余裕のある場合は要約の練習も行います。(Step 2とStep 3の順はWriting Topicによっては逆にする場合もあります。)

☆Writing Topicについて: Writing Topicは身近な事項に対する意見や好みに関するもので専門的知識は必要ありませんが常識はある程度必要です。

☆各レッスンのWriting Topicパターン
Lesson 1 ある意見に対する賛成・反対を問うもの
Lesson 2 漠然とした課題:ある状況を仮定して自分ならどうするかを問うもの(1)
Lesson 3 与えられた選択肢からひとつを選んで説明させるもの
Lesson 4 2つの対立する意見について論じさせ、どちらに賛成か問うもの(1)
Lesson 5 2つの対立する意見について論じさせ、どちらに賛成か問うもの(2)
Lesson 6 2つの対立する意見のどちらに賛成か問うもの(1)
Lesson 7 与えられた条件に合う答えの選択肢について論じさせ、自分の選択を問うもの
Lesson 8 漠然とした課題:ある状況を仮定して自分ならどうするかを問うもの(2)
Lesson 9 2つの対立する意見のどちらに賛成か問うもの(2)
Lesson 10 2つの選択肢に関し、自分の好みを述べさせるもの

英文エッセイの書き方の基本
☆手順
1.Writing Topicの確認: 課題を正確に読みとり要求されている解答内容をイメージします。
2.Brainstorming: 課題に関して思いつくことを書き出します。(頭の中にある材料を頭の外に出して整理しやすくする作業です。)
3.構成: Brainstormingで書き出した材料を整理してエッセイの基本構造に合う形にします。(1)同じ事項に関するものは同じ段落に集めます。(2)段落を重要な順に並べ替えます。
4.書く: 構成でできた段落(本論)に導入と結論の段落をつけ、実際の文章にします。
5.見直し: 論旨の矛盾、説明不足、構文・つづり・句読点等のミスをチェックします。

☆構成
エッセイのTopicは様々ですが、英文エッセイの構造は基本的に同じです。ごく簡単に言うと【主張(~だと思う)→理由(なぜなら…だからだ)→結論(従って~だと言える)】という流れになります。
この流れの各部分は以下のようにIntroduction, Body, Conclusionと呼ばれています。

英文エッセイの基本構造

主張=Introduction (Thesis) 導入

理由=Body 本論

結論=Conclusion 結論

主張=Introductionでは意見と根拠の要旨を示します。エッセイの概略の段落です。
理由=Bodyでは根拠を列挙します。
結論=Conclusionでは本論から導き出せる結論を書きます。エッセイの総括の段落です。

Bodyでは示したい根拠の数だけ段落を作ります。例えば主張の理由が2つある場合、Bodyは2段落になります。
英文エッセイでは全体がこの流れになると同時に各段落もこの流れ(主張→理由→結論)になるようにします。
この基本構造に沿ったエッセイの構成をLesson 1のWriting Topicを使って示すと例えば以下のようになります。

Writing Topic: Consider the following statement. The mass media (television, magazines, newspapers, and so on) concentrate too much on the private lives of famous people. Do you agree or disagree with this idea?

Introduction
Agree … Reason 1: Illegal, Reason 2: Doing harm to individuals,
Reason 3: Provides unnecessary information by nature

Body
Reason 1: Illegal; Invasion of privacy; e.g. Coverage unrelated to the person’s job; Most celebrity reports are beyond the bounds of decency.

Reason 2: Doing harm to famous people; e.g. Celebrities who became mentally or physically ill or died; Gossiping can be a bullying.

Reason 3: Provides unnecessary information by nature; For higher ratings, they produce demands for not really necessary information, or gossip, while down playing scandals of sponsors.

Conclusion
Because today’s media attention on famous people is illegal, is doing harm to innocent individuals, and is the reflection of unscrupulous economic activities, it can be said that mass media concentrate too much on the private lives of celebrities.

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