本講座の授業形式予定
Day 1~5 予習して授業中に解答します。
Day 6 テストゼミ形式 予習無しで授業中に読んで解答します。
どちらも解答を添削・採点し、1週間後に返却します。
予習復習の手順
Day 5まで:
予習 1)40分で本番と同じように解いて解答を書く 2)できるだけの時間を使って本文の内容を理解する
復習 1)テキストの復習 2)添削されて返却された答案を見て書き直す
Day 6
予習 無し
復習 1)テキストの復習 2)添削されて返却された答案を見て書き直す
テキスト以外の勉強のアドバイス
☆実践練習中心にする: 授業以外でも過去問等を実際に解く(解答を実際に書いて見る)ことを中心に勉強しましょう。本番同様に時間を計って行いましょう。
☆筆記問題は最低3回解く: 1) 最初は1題40分で時間を計り本番と同じように解き、2) 次に(まだ解答を見ないで)使えるだけの時間を使って解き直します。3) その後解答をみて再度やり直します。
☆推敲を重ねる: 添削済み答案・模範解答を読んだ後、1回以上書き直すことが大切です。推敲を重ねるほど次に一度でよい文章を書くことができるようになります。
☆設問は本文の内容に基づいて答案を書く: 一見知識を使って答える問題のようでも、ほとんどの問題が本文の内容理解を見ています。本文を資料として正確に読み、読み取った事実を元に解答しましょう。
☆英文読後日記をつける: 要約と感想を各1~2文にまとめて書く習慣をつけましょう。表現力がつくと共に書く材料集めにもなります。
☆過去問の解き直し: 正解しなかったもののみ、添削された答案や模範解答を見たあともう一度解きなおしましょう。
☆苦手分野のチェック: 苦手分野の問題は解くたびに落ち込むので回避しがちですが、最もチェックが必要です。今まで知らないでいた常識などを発見した場合、「こんなことも知らないのではだめだ。」と思わず、「テスト前に知ることができてよかった。」と考えるようにしましょう。やる気が出ないときは本番でその苦手分野が出題されて困っている自分を想像してみてください。その時のつらさを回避するために前もって苦手分野をチェックするのです。
☆小手先の技術で切り抜けようとしない: 早稲田国際AO入試の筆記テストも基本的には英語のテストです。見られるのは英語の読解力と表現力及び国際政治・経済の知識です。実力を見られるのであって要領のよさではありません。要領よく解こうとするよりも、本文と問題を正確に読み取り、筆者の一番言いたいことと質問のポイントを理解することに集中しましょう。良い解答の第一歩はそこからであり、それができれば7割とれたも同然です。(もちろん反論や具体例などで重要でないところは流し読みするなどの時間の節約は大切ですが、これも内容を理解することによってどこを流せばよいかが分かるのですからまずは内容理解です。)また、解答欄が余っても余計なことは書かないようにしましょう。減点されかねません。うまく最後をまとめる練習は普段からしておきましょう。解くときの優先順位は 1)理解 2)内容 3)量でよいと思います。
☆ポイントを先に書く: 筆記問題の解答ワード数はTOEFLエッセイの3分の1程度なのですから前置きは不要です。また論じ方の説明や問題文の内容の繰り返しも要りません。1行目でストレートに言いたいことを書いてください。詳細は後でいくらでも書き足すことができます。そのほうが時間配分もしやすくなります。最後はできればまとめの1文をつけましょう。
☆要約問題は簡単な言葉、個性を見せる問題は精一杯の語彙で解答する
内容を問う問題(要約問題)は内容を理解していることを示すことが大切です。簡単な言葉でよいので理解したことを自分の言葉で表現しましょう。自分の経験・知識を使って答える問題の場合、経験・知識=語彙なのですから出せるものは全て出しましょう。【簡単にまとめる/個性を発揮する】のメリハリをつけた解答にしましょう。
チェックすべきテーマ
以下に、選択的にチェックすべきだと思われる記事の関連テーマを列挙します。これらは将来国際的に活躍される皆さんが意識しているはずの問題だと考えられます。従ってまた、早稲田国際教養AO入試問題で取り上げられるテーマとどこかでつながると考えられます。(山かけではありません。)
☆global warming
and environmental destruction ☆food and water
shortage
☆globalization ☆
the gap between the rich and the poor
☆fight against
poverty ☆democracy and
politics
☆socialism for
the rich and capitalism for the poor (big/small government, welfare,
class war) ☆discrimination ☆violence ☆human
rights ☆technology and
human life
大切なのは他者への共感や鋭い批判精神や強い正義感を持って記事を選択し読むことです。その意味では皆さんが親近感を持つ(あるいは気になる)国・人々の記事を追うことも大切です。これらを通して個性ある解答を書くもとになるものが確立されてゆきます。
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チェックしておくと参考になる人・本・雑誌・新聞・番組・ホームページなど ---
以下は全くの私の独断で選んだinformationやinspirationを得る役に立つと思われるものです。
全てインターネットにサイトがあり無料で閲覧・ダウンロードできます。
♦Jeffery Sachs 温暖化・人口増加と貧困対策専門の経済学者です。科学者・経済学者・政府・民間が力を合わせることにより危機を乗り越えることは可能だと主張しています。著作が早稲田国際AO筆記試験で過去2回出題されています。YouTubeにインタビュー等のビデオがあります。
♦Democracy Now!: インディペンデント放送局。主流メディアでは聞けない重要課題を毎日取り上げます。
♦Fareed Zakaria GPS: CNN の日曜時事問題番組Fareed
Zakaria GPSのホストZakaria氏が同番組HP上の動画で時事問題の鋭い分析を分かりやすく短く述べます。
♦NPR: アメリカのラジオ局。All Things Consideredでは興味深い話が多数聞けます。
♦Voice of America: 記事が音声で聞けます。ニュースが簡潔にまとめられています。
♦BBC のpodcast: “The Inquiry”は時事問題のまとめ番組で要チェックです。(最後をご覧ください)World
Have Your Say”という視聴者参加討論番組はargumentの参考になります。
♦NatureとScience のpodcast: 科学雑誌NatureとScienceのpodcast
では一般の人にも分かる形で科学関連ニュースを発表しています。温暖化、食料・水危機、公害、幹細胞研究、宇宙探査、米政府の科学研究援助方針など地球・人類にとって重要な問題を多数取り上げています。Transcriptもあります。
♦Newsweek/Time格調高い英語で時事問題を詳しく報じています。♦Daily Yomiuri: 日本国内のニュースを英文で読んで表現の仕方を学びましょう。早稲田大学の教授陣が英文で論文を投稿しています。
♦In These Times: かなり左寄り(革新思想より)ですが過激な内容ではありません。不正・不平等・人権問題等に関して一般の人々の視点からの取材を丁寧に行っています。
♦MICHAELMOORE.com: アカデミー賞、スタインベック賞などを受賞した映画監督のホームページです。政治・社会問題をユーモアを交えて取り上げています。言葉使いよりも内容を参考にしましょう。
☆以下はBBC Podcast “The Inquiry”のバックナンバーの抜粋です。時事問題・一般教養のフォローに使えます。(Is Inequality About to Get Unimaginably Worse?はほぼ同じ内容のものが2017年度早稲田国際教養学部のAO受験で使用されました。但し、CNNやThe Economist, The Guardian等様々なメディアから出題されますので毎日ニュースに目を通すようにして下さい。)ここに挙げたものは特に最近の話題や日本の問題、普遍的な問題に関連が大きいものですので優先的に聞いて
要約かナレーター部分のディクテーションor書写をなさることをお勧めします。1話が20分程度です。Google検索で見つかります。スクリプトがあるものもあります。聞いている途中でlostになっても、区切りごとにナレーターのまとめが入っています。
Can
We Teach Robots Ethics?
How
Do We Stop People Dying in Floods?
How
Has Ku Klux Klan Lasted So Long?
Are
Video Games a Waste of Time?
How
Do You Fix Someone Else’s Election?
Who
Gets to Have Their Own Country?
Does
Poverty Change the Way We Think?
Is
Inequality About to Get Unimaginably Worse?
Do
We Need a Plan B for Climate Change?
Are
Famines Always Man-made?
Can
We Eat Our Way Out of Climate Change?
Should
We Give Homeless People Homes?
Who
Wins a Cashless Economy?
Are
We Really About to End World Poverty?
What
Kind of Person Becomes a Violent Jihadi?
Should
We Solar Panel The Sahara?
Should
Governments Drop Money Out of Helicopters?
Is
Japan Abandoning Pacifism?
Can
We Learn to Live with Nuclear Power?
Why
do Tax Havens Still Exist?
Is
Opposition to GM Crops Irrational?
Is
There a New Nuclear Arms Race?
Should
We Fear Artificial Intelligence?
Why
Aren’t More Dishonest Bankers in Jail?
Is
Plastic Doomed?
What’s
Killing Black American Babies?
What’s
the Real Difference between Sexes?
How
can we feed 11 billion people?
Are
smart cities dumb?
What’s
so scary about Huawei?
Why
can’t so many children read?
Can
We Stop a Mass Extinction?
Are
We Heading for another Mass Extinction?
How
Did We Mess up Antibiotics?
Can
Delhi Clean Up Its Air?
Why don’t we care about Yemen?
Why do we care about statues?
Can we make the super-rich pay
more tax?
Do we need more nuclear power to
help deal with climate change?
Are *killer robots* the future
of warfare?
Is Antifa the threat it’s made
out to be?
Will Q-Anon survive?
Is online censorship going too
far?
Is recycling broken?
Why are boys academically
underperforming?
How will Hollywood respond to
the Black Lives Matter and Me Too movements?
Why are murder rates in Chicago
so high?
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