2015年5月6日水曜日

English Reading, 中・高生向け補助教材、鉱物と植物 2

過去問の一部を解いてみよう!

Official TOEFL iBT Tests with Audio Vol. 1  published by ETS 
Test 2  Minerals and Plants

Paragraph 12, Questions 11-12

細部を尋ねる問題と何の冷夏を尋ねる問題

ここまでの話の流れ
重金属高蓄積植物は地中の金属を吸収・蓄積する性質がある。



該当箇所訳 

 ごく最近になって初めて調査員たちはこの植物を有害水準の重金属で汚染された土壌や廃棄物処理場の浄化に使うことを考え始めた。ファイトレメディエイション(注: 植物による汚染土壌修復技術)として知られる環境に優しい方法である。この計画は、廃鉱や流水で汚染された灌漑用貯水池のような目標地域に重金属高蓄積種を植えることから始まる。有毒鉱物はまず根から吸収されるがのちに茎や葉に移動する。若い茎を収穫すれば現場から有害物質を除去し、焼却あるいは堆肥にして金属が工業用に回収されるだろう。栽培と収穫を数年繰り返すと、汚染土壌改良の慣例である掘削と埋め戻しにかかる値段よりずっと低い費用で現場は回復するだろう。たとえば、現地試験ではアルプスグンバイナズナは亜鉛精錬所近くの土壌から亜鉛とカドミウムを除去し、パキスタンとインド原産のインド・カラシナは汚染土壌のセレニウム塩を50%の水準で低減させる効果があった。

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