2015年5月4日月曜日

English Reading, 中・高生向け補助教材、ピュージェット・サウンドの鹿の頭数の変化 2

過去問の一部を解いてみよう!

Official TOEFL iBT Tests with Audio Vol. 1  published by ETS 
Test 1 Deer Populations of the Puget Sound
Paragraphs 2 & 3, Question 13

指示語で順を確認する問題

ここまでの内容
太平洋側北西部のワシントン州ピュージェット・サウンド地域には2種類の鹿がいるが、多いのはオグロジカでオジロジカは生息地が限られている。


該当箇所訳
植物が朽ち、休眠する比較的厳しい季節にオグロジカはどうやって生き延びるのだろう。冬眠しないことをひとつ補っているのは季節移動への生まれつきの欲求だ。この鹿は夏の高地の餌場から低地地域に晩秋になると移動するのかもしれない。地面に雪があっても、よく茂った低木層は露わになっている。また、雪と風はヒマラヤスギやアメリカツガ、赤ハンの木その他高木性の餌の葉が茂った枝を落とす。

ヨーロッパ人がピュージェット・サウンド地域に入って以来鹿の数は著しく変動してきた。1800年代初頭には初期の探検家や開拓民が豊富な鹿について語ったが、そのほぼ直後に肉汁の多いこの狩猟動物の不足を嘆いたのだった。

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