2015年4月7日火曜日

English Reading, 中・高生向け補助教材、エクソンバルディーズ原油流出事故

春期講習補助プリントの趣旨: 時間の余裕のある春休み中にTOEFL 形式の問題付文章で少しだけ易しいものを一通り読み問題を解いてみましょう。


出典: 
A Preparation book for TOEFL iBT Tests 
Reading Mini-Test 6  Exxon Valdez

授業で取り上げた問題: Questions 10  置き換えて確認する単語問題

ここまでの流れ: エクソンバルディーズ社のタンカー座礁による原油流出事故は大変大きな環境被害をもたらしたが、危険性が以前から指摘され陸路のパイプラインが推奨されていたにもかかわらずパイプラインは建設に時間がかかることとタンカー座礁の危険性は低いとの希望的観測によりタンカーを使用していた。


該当段落(第3段落)訳: 環境保護担当の政府機関に対し、アリエスカ・コンソーシアム社とエクソンバルディーズ社は、適切な予防策がとってありいかなる事故も発生後5時間以内でいかなる流出原油も清掃し損害を未然に防ぐのに十分な機材と人員があると保証していた。しかし、エクソンバルディーズ原油流出が実際に起こってみるとエクソン社とアリエスカ社は機材と人員の両面で流出に対処する準備がなかった。膨大な流出ではあったが、適切な人員と機材が適時に利用可能であったなら損害を相当減らすことができただろう。エクソンは結局清掃自体に何十億ドルも支払うことになり、更にアラスカ州や連邦政府、漁師、家屋所有者、およびこの災害で損害を被ったものにもう何十億ドルも罰金や損害賠償金を支払った。総額80億ドル以上がエクソン社にかかったのだった。

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