以下は、テキストに出てきた新しい単語を覚えやすくすることを重視した予習・復習の方法です。この方法でなくても、テキストに書き込んだ訳語や答えが復習時に目に入らない仕掛けであれば他の方法(赤下敷きを使う方法等)でも構いません。
予習
1.
テキストのコピーをとる
理由: 復習・定着を効率よくするため
コピーを書き込み用、テキスト本体を書き込み無し用にする
逆でも構いませんが、書き込み用は授業でも使うので軽い方が良いと思います。
2.
問題を解く ― 1回目
l 書き込み無し用を使う
l 辞書無しで時間を限って解く
― 1問につき2分(10問あれば20分)でタイマーを設定し、テスト本番のつもりで解く。
l 解きながら、分からない単語や文にマーカー等で印を付ける。(復習用)
3.
問題を解く ― 2回目
l 書き込み用を使う
l 辞書を使用し時間をかけて解く
― 知らない単語が1ページに10個前後の人は英英辞典→英和辞典の順に使い、なるべく英語だけで考えながら解く。電子辞書を使う場合、スクロールして定義・例文を全て読み、訳語だけでなく単語のイメージをつかむ。調べた単語は単語帳か電子辞書の単語帳に入れる。
l 書き込み用に訳語を書き込む
l 分からない部分に?を付ける ― 授業中に聞き逃さないようにするため。
授業
l 書き込み用を使う ― 授業で新たに分かったことを書き加える。
l ?を付けた個所を特に注意して聞く
l 質問する
― 疑問点を残さないようにする。授業中でも授業後でもよいので分からないところは必ず質問して解決する。
復習
1.
1回目 ― その日のうちに復習 ― 一度も復習しないで眠ると75%以上忘れます。
復習してから眠ると定着が良くなります。さっと目を通すだけでも違います。
l 書き込み無し用を使う ― マーカーで印を付けた個所を順にチェックする。
l 書き込み用やプリント・辞書をすぐに見ない ― 単語・文の意味が思い出せない場合、前後の単語や文を見て思い出すようにする。(英語で考え・覚えるのが狙い)
l どうしても思い出せない場合に書き込み用やプリント・辞書を見る。
2.
間違えた問題もやり直す。間違えた理由を考え、自分の欠点を見つける。
3.
2回目 ― 翌日、再度復習 ― その後も完全に記憶が定着するまで繰り返し復習する。
4.
単語帳を使って、前に覚えた単語と一緒に復習する。
毎日繰り返し見て長期記憶にする。
英語に自信がない場合は、復習中心の時間配分にしてください。予習が間に合わなかったり問題に答えられなくても怒りませんので安心してノート取りに集中してください。
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